六田知弘

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トピックス

写真家・六田知弘の近況 2020

展覧会や出版物、イベントの告知や六田知弘の近況報告を随時掲載していきます(毎週金曜日更新)。

過去のアーカイブ

2020.07.03 クレーに乾杯!
クレーに乾杯!

再開された写真展「仏宇宙」も終わりました。おいで頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
会場に来てくれた何人かの友人たちに、「せっかく良い展覧会なのに今回はコロナで多くの人に見てもらえないのが残念だね。」と言われました。でも、その時は、もっと多くの人に写真に撮った時の驚きを共有してもらいたかったとの思いはあったのですが、それより自分としては、これまで撮り続けてきた仏像の写真がこうして展覧会や写真集という形でまとめられ、これで次に行くための区切りにもなったので、正直なところ、まあ、仕方がない。という程度の思いでしかありませんでした。
しかし、作品撤去の日、電車に乗って東京駅に向かう途上、なんとも言い表しようのない無力感に襲われました。自分の写真人生ももうこれで終わりなのか・・・と。撤去作業に立ち会っている間もずっと気分は低空飛行。美術館との事後についての話し合いも別の日にしてもらうことにして、撤去後早々と引き揚げさせてもらいました。
そして、しばらく街で時間を潰してから、新装オープンのアーティゾン美術館に行きました。パウル・クレーの作品を見るために。
ブリヂストン美術館時代からのコレクションで、私が子供の頃から刺激を受け続けてきたセザンヌの「サント・ヴィクトワール山とシャトー・ノワール」や青木繁の「海の幸」など懐かしい名品がずらっと並ぶコーナーで腹の奥の方がムズムズと少しずつ蠢きだすのを感じながら新蔵品のクレーの部屋へ。
そこで、一挙に私の腹のなかにある5つほどの拳大の珠のようなものがグリッ、グリッ、グリッ、グリッと自転しながら大きくうねり回るのを感じました。久々です。
思わず クレー万歳!!と(小さな声で)叫んでいました。(六田知弘)

 

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2020.06.26 天川、六田、法隆寺
天川、六田、法隆寺

写真展開催中にも関わらず、思い立って奈良に行ってきました。天川と六田と法隆寺です。今、帰りの新幹線です。
ここのところ何かわからないものに奈良の方に引っ張られている様に感じます。これからお前が撮るのはこっちだと。
さて実際はどうなるのか私自身にもわかりませんが、今はその流れに身を任せていこうと思います。

ところで東京国際フォーラム内の相田みつを美術館第2ホールで開催中の写真展「仏宇宙 アジア編」も残るは明日、明後日の2日となりました。私は両日とも11時から17時まで会場でお待ちしておりますので是非お立ち寄り下さい。

いきなりですが、ここでクイズをひとつ。添付の写真は今回奈良で撮ったものですがさてどこの何かお分かりになりますでしょうか?(六田知弘)

 

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2020.06.19 YURAGI
YURAGI

仕事場でいるときは、夕方になるとカメラを持って近くを歩きます。それが日課のようになっています。藤野はこれが都心まで1時間余りで行けるところとは思えないようないまだに山里の気配を濃厚に残したところです。そして大げさに聞こえるかもしれませんが、宇宙の「ゆらぎ」が鮮明に反映されている場所ともいえるかもしれません。
昨日は午後6時過ぎに仕事場を出てとっぷりと日が暮れた8時ごろまで、小雨が降るなか山際の道に沿って歩きました。前回書いた日連神社の手前にある深い谷の上にかかる橋の前後には、その谷を山の方からぐるっと迂回するように造られた細い道があるのですが、その一番奥にはなんというか、まるで異界のような不思議な場所があるのです。そこに行くのは、ほとんど黄昏時だということもあるのですが、別の世界に通じているトンネルの入り口に立ったような、引き込まれてしまうような、なんとも怖く、魅力に満ちた特別な「場=トポス」です。遠い昔(例えば縄文時代)には、この場でなんらかの祭祀が行われていたのではないでしょうか。そそり立つレキ岩の壁には20メートルはあろうかと思われる太い蔓が垂れ下がり、岩肌を水が流れ落ちています。そこに立つと、あるときはホトトギス、あるときはツツドリ、フクロウ、ウグイス、シジュウカラなどの鳥の声、それに混じって森に住むカエルの鳴き声が鮮やかに響きわたり、風が吹くと、木々の葉がざわめき、土砂の崩落によってせき止められてできたのか、幾本もの立ち木や倒木が浸かった沼の水面にさざ波をつくります。風がなくても透けて見える水底から時々ぷくぷくと泡が出てきて綺麗な波紋を作ります。全てが宇宙のゆらぎの欠片です。
「宇宙のゆらぎにシンクロ」してシャッターを押す。それしかないのかもしれません。

28日(日)まで東京国際フォーラム内の相田みつを美術館の第2ホールで写真展「仏宇宙 アジア編」を開催しています。三密の状態にはまずなることはありませんので、是非、お立ち寄りいただけますように。(私は土日は会場におります。)(六田知弘)

 

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2020.06.12 ゆらめき
ゆらめき

私の仕事場から20分ほど歩いたところに 日連(ひづれ)神社という鎮守社があります。初めてそこの近くを通りがかった時にその佇まいに不思議に強く惹かれるところがありました。
青々とした若葉をつけたモミジがテントのように枝を広げて、そこに午後の日差しがあたってふわふわとゆらめいています。その下で、小さな子供たちが四人ほど笑いながら走り回り、傍には彼らの母親らしき女性が三人、これまた楽しそうに立ち話をしています。
私も子供の頃、近所のお宮さんの森でかくれんぼや鬼ごっこをしたり、コナラの実でドングリ鉄砲をつくったりしてよく遊んだものです。神社には異界への窓が開いています。
この頃仕事場にいるときは、夕方になるとほとんど毎日カメラを持って近くを2時間ほど歩いているのですが、一週間のうちに2~3回はこの神社にお参りします。
拝殿の脇に、この神社のいわれのようなものが書かれたプリントがおいてあり、それによると、もともとここは、隣にある青蓮寺とともに、吉野の金峯山寺から移された蔵王権現を祀っていたとのこと、私が惹かれるのも然もありなん。わたしは修験道の祖であり、金峯山で蔵王権現を感得した役行者(えんのぎょうじゃ)と同じ奈良県の御所(ごせ)というところで生まれ育ったのですから。なにか面白い縁のようなものを感じます。

ところで、やっと東京アラートも解除されました。とはいえ、まだまだ行動には慎重さが求められますが、みなさん、よかったら再開された私の写真展「仏宇宙 アジア編」(相田みつを美術館にて6月28日まで)にもお立ち寄りください。今のところ、まず混み合うことはございませんので。
私は、土日には会場におりますので、よろしければお声掛けください。(六田知弘)

 

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2020.06.05 再開「仏宇宙 アジア編」一部アクリルを外しました。
再開「仏宇宙 アジア編」一部アクリルを外しました。

6月2日に再開された写真展「仏宇宙 アジア編」ですが、これを機に展示作品のうち、額のアクリル板を外せるものはすべて外しました。これまでは、作品の保護のために表面にアクリル板を付けていたのですが、結構写り込みがあって少し見難かったのですが、外すとマットの紙に顔料インクに出力したプリントの質感がぐっと増して、立体感もでて、たとえモノクロであってもまるで実物がそこにあるような錯覚を覚えるほどです。
今回アクリル板を外すことができたのは、インドネシアのボロブドゥールとカンボジアのアンコール遺跡群のものですが、その石の粒の手触りまで感じていただけます。これは、画像や写真集で見てもまず感じることができない、大型オリジナルプリントでしか得ることができないリアリティです。
私は、毎週土日は会場にいる予定です。お声かけいただければ説明もさせていただきますので、皆さん(マスク着用の上、)是非おこしください。お待ちしております。(六田知弘)

 

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2020.05.29 写真展「仏宇宙 アジア編」が6月2日より再開。
写真展「仏宇宙 アジア編」が6月2日より再開。

コロナのおかげで中断していた写真展「仏宇宙 アジア編」が6月2日(火)から6月28日(日)まで期間を延長して再開されることになりました。
このまま中止ということになるだろうと、ほとんど諦めていて、これからの行く末?というか、次のことばかり考えていたので、正直まだ現実感がありません。
しかし、3月4月の開催中に来たくても来ていただくことができなかった多くの方々に、アジア編だけですが、ご覧いただけることを嬉しく思います。
一般には公開されていない雲岡石窟の内部を自然光のみで撮影した「雲岡の部屋」をはじめ、ボロブドゥール、アジャンタ石窟、アンコール遺跡群、ミャンマーのバガンの寺院に描かれた壁画、慶州南山の石仏など、自然の陰影のなかに浮かび上がる仏たちの宇宙を観じていただきたいと思います。

緊急事態宣言が解除されたからといってまだ、全く油断はできません。美術館としても入口での検温やマスク着用のお願いや混雑時の入場制限など様々な対応策をとるとのことなので、ご無理のない範囲で、おいでくださいますこと、お待ちしております。私も土日の午後を重点的に、平日でもできる限り会場にいるつもりでおりますので、見かけられましたらお気軽にお声掛けください。マスクをして距離を置きながらのちょっと不自由な会話になりますが、直接ご感想などをお聞きできることを楽しみにしております。
なお、月曜日が休館日で、開館時間は、当面の間、11時より17時まで(最終入場16:30)ということですので、ご注意くださいますように。 (六田知弘)

 

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2020.05.22 ツチノコ?と遭遇
ツチノコ?と遭遇

ある日の夕方、雨のそぼふるなか、仕事場近くの山際の脇道を写真を撮りながら歩いていたら、足元に50センチほどの木の枝のようなものが落ちていました。よく見ると、それは蛇、それもマムシでした。一瞬ギクッとしました。夕暮れ時の薄暗い場所だったので、気づかずにそのまま歩いていたら、間違いなく踏みつける位置にいて、それこそ噛まれてあの猛毒で大変なことになっていたところです。 山を歩いているとマムシに遭遇することは時々あるので、すぐに落ち着いてカメラを構えてその長く伸びた姿を何カットか撮りました。その間、マムシはじっと動かずにいます。なんだかおかしいと思いながらファインダー越しに数分間見続けていたのですが、それでも全く動きません。それで、ちょっとこちらの方がしびれを切らして、マムシの頭の上で傘の先を動かしてみたら、ようやく面倒くさそうに体を丸めました。そしてまたその状態で、再び動かなくなりました。
写真を撮っているうちにこのマムシ、普通のものより随分胴部が太いことに気づきました。もしかして、昔話題になったツチノコは、こういう太ったマムシあるいはネズミなどを飲み込んだマムシだったのでは。そう思って、再びマムシをよく見ると、毒ヘビ独特のエラの張った三角の頭から首部が細まり、そこからぐっと太い胴部が伸びて、尾の先端間近のところでいきなりキュッとすぼまっています。からだの模様もツチノコの目撃者が描いた絵でもこんなのだったのでは。ますます私の頭の中ではツチノコ=太ったマムシ説が有力になってくるのでした。
後日、「ツチノコって知ってる」と言って息子に写真を見せると、即座にこれは妊娠している雌のマムシじゃないか、お腹に卵、あるいは(マムシは卵胎生なので)子供を持っているのでは、というのです。確かにあれだけ動きが鈍かったのは、そのせいだったのかも知れません。
マムシを踏まなかったのは、私のためにも、マムシのためにも幸いだったということです。(六田知弘)

 

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2020.05.15 賑やかな玄関先
賑やかな玄関先

藤野の仕事場の玄関先は、最近結構賑やかです。
というのは、コロナで学校に行けないためでしょう、近所の子供達数人がゲーム機やおもちゃをもって集まってきて、建物の入り口近くの階段のところで楽しそうに喋りながら遊んでいます。
それに加えてここ数日、階上の階段の踊り場のほうからは、チッ、チッ、チー、チーと姦しい声が響いて来るようになりました。なにかなと思ってみてみると、最上階の向かい合った部屋のそれぞれの玄関上に取り付けられたメーターボックスの上に一羽ずつ、若々しいツバメがとまって互いに鳴き交わしています。
しばらく見ていると、一方のほうが鳴きながらもう片方に向かって飛んでいくのですが、近づいてもなかなか相手の横の空いたスペースには留まることができず、ぐるっと踊り場の空間を旋回して、また、もといたメーターボックスの上に戻ります。そういうことを何度も繰り返しています。暖かくなって、日本にやってきたツバメが、ここで、巣を作ろうとしているのでしょう。留まっているのが雌でその前を飛び回っているのが雄でしょうか。
私は、部屋からカメラを持ってきて、しばらくその様子を撮っていたのですが、そうこうしているうちにどこからともなくもう一羽のツバメが入ってきてなんだかややこしい関係に。留まって動かなかった一羽も加わって、狭い空間を騒がしく鳴きながら飛び回ります。おそらくこんなことがあと数日繰り返されて、そのうち落ち着き、巣をつくり、やがて、雛が生まれて・・・。 そんな様子を写真に撮るのも楽しみです。だだ、玄関ドアの真上に巣を作られると、糞が玄関先に落ちてきて住人にとってはちょっと困ったことになってしまいそうですけれど。(六田知弘)

 

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2020.05.08 牡丹の花びら 緑のトンネル
牡丹の花びら 緑のトンネル

仕事場のある藤野はまだまだ昔の山里の面影が残っているところで、カメラを持って毎日のように近辺を歩いています。
この頃は、山裾の斜面にある畑の納屋の横に植わった牡丹を見つけて、そこに通って撮影しています。この牡丹を見つけた二週間ほど前は、花の真っ盛りで、1つの株から20ほどの小さいけれど麗しい紅色の花が誇らしげに咲いていました。近くには白い花を一輪だけつけた株もあります。
撮っていると、そばの畑で作業をしていたサングラスのカッコイイおじさんが、この牡丹は亡くなった自分の親父がかれこれ四十年ほど前に植えたものなんだ、と教えてくれました。自由に撮っていいよと言われたので、それから藤野にいるときは、毎日のように来て撮っています。
今は、すでに全ての花がすっかりしおれて、花びらも地面に落ちて散らばってしまっていますが、その残骸ともいえる姿も、白いスケッチブックの上で撮るとなんというか、盛りのときとはまた別の感じで、ある意味美しいものです。その写真はいつか、なんらかの形でご覧いただける機会があると思いますが、今は、三枚の白い花びらだけでご容赦ください。
今日、そこからの帰り道、畑の中の道を通って緑のトンネルに差し掛かかったところで立ち止まり、写真を撮っていると、シャーーーと辺りから奇妙な音が聞こえていました。もしかして、と思って周りの木々を見てみると、どの葉にも3センチくらいの毛虫がいっぱいついているではありませんか。そのホワイトノイズのような音は、無数の毛虫たちが若葉を食べるときにたてる集合音だったのです。私は、それをもうしばらく聞いていたかったのですが、枝から伸びた糸の先にぶら下がった毛虫が目の前にいるのを見て、ちょっと危険を感じ、そそくさと仕事場に帰ってきました。そして、部屋着に着替えていて、ふと床を見ると、一匹の毛虫が、、、。
藤野はほんとうにいいところです。

ところで、余談ですが、私が書いた文章がなんと今年の大学入試問題に出題されたとのこと、驚きです。大妻女子大学と短期大学の現代国語の問題で、岩波書店発行の雑誌『図書』2018年7月号に寄せた ー「秘密のかけら」が写るときー からなのですが、その問題を自分も解いてみたのですが、恥ずかしながらそのなかの一題についてはなんとも自信がありません。(六田知弘)

 

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2020.05.01 スッポンの水替え
スッポンの水替え

この4月は低温の日がが続きましたが、月末になってようやく爽やかで暖かい日が続くようになりました。
玄関先の水槽にいるスッポンも活発に動き出し、餌(大型肉食魚用のペレット)をやるとすぐさま水面に頭を出してシュパッ、シュパッと音を立てて飲み込みます。
見ると、冬眠中に一度も水を替えてやらなかったので水色はほとんど緑。暖かい朝だったので、思い切って水替えをしてやりました。
ゴム手袋をして、噛まれないように気をつけながら外に出したスッポンは、どこも傷などはしておらず、その艶のある綺麗な姿にちょっと見とれてしまいました。確か息子が小学1年生の頃にスーパーのペットショップで1,000円で買ってきた5-6センチの小さなヤツだったのですが、、、。生きていてくれてありがとう。思わずそう呟きました。(六田知弘)

 

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2020.04.24 ナナフシのこども
ナナフシのこども

ここのところ部屋にこもることが多かったので、気晴らしにカメラを持って仕事場の近くの山を歩いてきました。
今日は天気も穏やかで、心地よい山歩きでした。
ツツドリの不思議な声を聞きながら大きな岩や岩を伝う水にカメラを向けて撮り続けているといつしか向こうの世界に引き込まれて・・・。ふと我にかえると、一瞬、ここはどこ?と思ってしまうのはいつものこと。私にとっては写真を撮るという事は一種のインナートリップのようなものかもしれません。
温かい光があたる大きな岩の上に座って朝コンビニで買ったおにぎりを食べていてふと袖口を見ると小さな緑のものがくっついていました。はじめは葉か小枝のかけらかなと思ったのですが、あらためて見るとそれはナナフシの幼体でした。薄緑色の体色と何よりその体の形は新緑の小枝そっくり、擬態そのものです。周りの木の枝にくっついていたのが風に煽られて落ちてきたのでしょう。
スマホを取り出し、写真を撮ろうとしたのですが、細長い足を素早く動かし、ちょこちょこと動きまわって撮るのも容易ではありません。親指と人差し指の間で止まった瞬間、やっとの事で撮れました。
それでも季節は廻りゆきます。
みなさんどうぞご自愛ください。(六田知弘)

 

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2020.04.17 湖面を眺めながら
湖面を眺めながら

桜もほとんど散り終わり、風もずいぶん柔らかくなりました。
今、藤野の仕事場のコタツに足を突っ込んで、窓の外の水辺を眺めながらこれを書いています。
対岸の山肌の木々は一月前はまだその白い幹や枝をそのまま水面に写していましたが、今はすっかり淡い緑に包まれて水の色に溶け込んでいます。
釣のボートが一艘その中を音もなく横切り、鶯の声が水面に響きます。

コロナのおかげであまり外にも出られないので、今のうちに確定申告をしておこうと思っていたけれど、提出期限が伸びたのをいい事に、なかなか手をつける気になれず、先ほどやっとの事で書き終わり、近くのコンビニのポストに入れてきたところです。(e-taxにするつもりでしたが、今年はなぜか上手くできずに結局手書きして郵送にしました。)
愚痴になってしまいますが、確定申告の時は毎年少し落ち込むのは常ですが、今年はかなり深刻です。こんな状態で今年一年、制作活動もそして生活も本当にやっていけるのでしょうか???。
でもそんな事を考えても仕方ありません。きっと明日になれば忘れて、いつもの自分に戻れるでしょうけれど。

この頃、コロナのおかげで部屋にこもって撮りためた写真の整理をしているのですが、そうしているうちに何故だか西洋とは異なる東洋のものの捉え方についてもう一度考えてみようと思う様になり、水墨画の画集を何冊もAmazonで買って、寝るのも忘れてその世界に浸っています。
このしんどい時期を経て、世界も私も、さて、どう変わっていくのか、変わらないのか、私にはある意味、とても楽しみでもあるのですけれど。(六田知弘)

 

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2020.04.10 写真の山
写真の山

藤野の仕事場に行く途中、高幡不動の裏山を通りかかると木漏れ日の中に赤い椿と白い桜の花びらが、まるで水面に浮かんでいるように揺れていました。コロナの緊急事態宣言が出される前日の暖かい朝でした。
東京や大阪などの大都市圏で感染者の急増や、ニューヨークやヨーロッパでの爆発的な感染拡大を告げるニュースを知るたびに、私もじわりじわりと切迫感を感じるようになってきました。
私は、開催していた写真展「仏宇宙」も休止となり、出歩くことを自粛しなければならないこの間を、今までに撮って、溜まりに溜まった写真の整理に当てようと思っています。
まずは、カンボジアで撮ったものから始めたのですがパソコンの画面に映し出される写真を見続けていると、ついつい時間と空間の感覚が向こう側に入り込んでしまいます。そしてふと我に返ってしばらくしてから、いやに興奮している自分に気づきます。
コロナがきっかけで、これまで我々が正しいと信じ突き進んできた世界の方向性、価値観が変わるように思います。それを大げさですが、宇宙におけるコンステレーション(布置)のなかで考えていきたいと思います。
これから人類が進むべき方向性はどういうものなのか。本当の豊かさとな何なのか、そしてそれを実現する為に必要とするものは何なのか。そんなことをぼんやりと考えるともなしに考えながら、ヨーロッパで撮った石、それから日本の石、そして水など、山のように積み上がった写真の中をここしばらくは泳いでいようと思っています。(六田知弘)

 

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2020.04.03 雪桜
雪桜

先日の東京は思わぬ積雪がありました。未明から降り出して、午後にはやんだので、カメラを持って高幡不動の裏山を歩きました。谷に沿った細い径の脇で、桜の花びらが散った後に雪が降り積み、その上にまた新たに散った花びらがいくつも載っているのを見つけました。雪の重さでか風のせいでか花をつけたままの枝先も落ちていました。
ここのところのコロナ騒ぎで落ち着かない日々が続いていますが、撮っているとなんとも心が静まりました。
今大騒ぎしている私たち人間も自然の一部なのだということを、遠い何処かから教えてくれているように思えました。

東京国際フォーラムの中にある相田みつを美術館で開催中の写真展「仏宇宙」アジア編ですが、先ほど美術館から連絡があり、明日からしばらく閉館する事になったという事でした。その後どうなるか今のところは未定のようですが、本来の会期終了の4月19日の前には改めてお知らせさせていただきます。
たいへん残念ですが、この状況では仕方がないと私も考えます。どうぞご理解をいただきますように。
会期中においでいただいた方々、そして行きたくてもおいでいただくことが叶わなかった方々に、心より感謝いたします。ありがとうございました。
あまり動きのとれない日々が続きますが、その間、今まで撮りためた写真を整理しながら、次の展開を考えようと思っています。
どうぞ皆様も十分ご自愛くださいますように。(六田知弘)

 

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2020.03.27 「仏宇宙」今週の土日は休館/ノロジカのスケルトン
「仏宇宙」今週の土日は休館/ノロジカのスケルトン

藤野の仕事場の台所の流し台の上にノロジカの骨格標本があります。今朝、コーヒーをいれていて目の端にはいるその白い肌と形に惹かれてスマホでパチリ。
何と美しい造形なんでしょう!
ノロジカの他に、スズメや、マガモ、キジ、タチウオ、イノシシ、そしてスッポン、オオコウモリなどの骨格標本を持っていますが、どれもそれぞれが独特の表情を持っていて私を強く惹きつけます。
昨夜も夜更けにキジの頭部のスケルトンを掌にのせて右から左から眺めていると、ついつい時間が過ぎるのを忘れてしまい、気がつくと夜中の1時半。そのどこに惹かれているのか自分にはわからないのですが、、、? もっとも頭で解ることなど、少なくとも今の私には必要ないことでしょうけれど。

ところで、新型コロナウィルスが世界中で猛威をふるっています。先日も東京都をはじめ、関東地方一円の都県が人混みへの不要不急の外出や今週の土日の外出自粛を呼びかけました。たしかに今が、欧米やイランのような爆発的感染拡大にいたるのを食い止められるかどうかの瀬戸際である事は間違いないように思えます。
相田みつを美術館で今開催中の私の写真展「仏宇宙」も今後続けてやるのかどうか美術館側の判断に委ねるしかありませんが、今のところは、今度の土日は急遽休館とし、来週火曜日からは再び開館するとの事です。
みなさん、残念ですが、会場が開いているのかどうかに関わらず、今はどうかご無理をなされませんように。
私は今度の土日は久し振りに仕事場にこもってハードディスクにたまりにたまったカンボジアや石や水などの写真の整理をして過ごそうと思っています。(六田知弘)

 

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2020.03.19 「仏宇宙」後期アジア編始まりました。
「仏宇宙」後期アジア編始まりました。

新型コロナウィルスにも負けず写真展「仏宇宙」の後期アジア編が始まりました。
おかげで来場者は少ないですが、その分、みなさんにゆっくりと、じっくりと静かにあの空間に漂っていただいているように思います。
前期の日本編で「運慶の部屋」だったところを後期では「雲岡の部屋」にしました。こんなご時世だからこそ、石窟の内部に入って撮った、正に「仏宇宙」とも言える空間にしばし佇んでみるのもいいように思うのですがいかがでしょうか。
そしてその「雲岡の部屋」からでたら一転、熱帯の眩い光と陰の中で煌めきゆらぐ仏たちとゆっくりとお会いいただければと思います。 (私は期間中の土日祝の午後は会場にいるつもりでおります。)(六田知弘)

 

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2020.03.13 桜開く
桜開く

このところの暖かさで、東京の桜の開花宣言が今日13日にもあるとのこと。昨日、仕事場から都心部に向かう途中の京王線の高尾駅のホームから近くの寺院の大きな桜の木がほんのりと紅かかっているのが見えました。まさかと思ってよく見たら、それは確かに桜の花。もう三分咲きくらいでしょうか。新型コロナウィルス騒ぎで平常ではないこのご時勢、3月半ばに桜の花を見るのはちょっと異常だと、なんとなく心配になってしまうのは私だけでしょうか。

心配してもどうにもならぬものですが、こういう時期を経て、世の中が新たな布置のもとへと変わっていくのかとも私には(なんの根拠もないですが)感じられます。

写真展「仏宇宙」の日本編もこの土日で終了で、17日からアジア編が始まります。いまにところ、会場の相田みつを美術館は開館しておりますので是非お立ち寄りください。アジア編は遺跡が中心ですが、また日本の単体の仏像とは違う雰囲気を楽しんでいただけると思います。特に日本編で「運慶の部屋」だったところを「雲岡の部屋」にしました。仏に満たされた異空間を、体験していただければ思います。(六田知弘)

 

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2020.03.06 夜の沈丁花
夜の沈丁花

写真展「仏宇宙」の帰り道、自宅の近くまで来たところの薄暗闇でいきなりあまい香りに襲われて立ち止まりました。すぐにこれは沈丁花の香りだとわかったのですが、それにしてもなんと強く明確な香りなのでしょう。この香りは、単に虫を呼ぶための自然のものなのか、それとも他の目的で、例えば人がその香りを楽しむために品種改良されてつくられたものなのでしょうか?
沈丁花というと私の奈良の生家にもあったのを覚えています。それは、白と赤が混ざった一般的な品種でしたが、やはりとてもいい香りがして、祖父に名前を聞いて「ぢんちょうげ」だと教えてもらった時のことを覚えています。沈丁花と夾竹桃(きょうちくとう)、その名前は幼い時に祖父と二人で暮らしていた時の遠い記憶に結びつきます。
祖父にはいろんなことをいっぱい教えてもらいました。仏像に惹かれるようになったのも幼稚園の頃から祖父に連れられて近くの當麻や明日香などの寺社巡りをしたのがきっかけです。

コロナウィルスのおかげで、現在開催中の写真展「仏宇宙」に来てくださる方は、やはり予想よりだいぶ少ないのですが、返ってそれで人混みを避けて、仏像との時間をゆっくりと楽しんでいただけるともいえます。
写真展は今のところは予定通り開催されています。前期の日本編は3月15日(日)まで、そして写真の総入れ替えをして、後期のアジア編が3月17日(火)からはじまります。
私は土日の午後には会場にいるつもりでおります。
お待ちいたしております。(でも、ご無理はなさいませんように。)(六田知弘)

 

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2020.02.28 雑華
雑華

今、私は、先日私の写真展『仏宇宙』のトークショーにいらしていただいた作家の玄侑宗久さんの奥さんである石田智子さんの展覧会の準備をお手伝いするために福島県の郡山に行っての帰りの新幹線の中でこれを書いています。
石田智子さんは紙縒(こより)や反故になった広告チラシなどを使って作品を作るアーチストとして世界的に活躍されています。私は、以前にアルバムを見せていただいて結構印象的だったのですが、実際の作品を見るのは今回初めてです。
随分響くものがありました。郡山市立美術館の余裕のある空間にインスタレーションされた作品からは先ず最初に宇宙的なものを感じました。展覧会のタイトルは『雑華』。「ぞうけ」と読みます。「華厳經」の中にある言葉とのことですが、なかなか的を得た言葉で、さすが玄侑さんの奥さん。
展覧会は予定通り3月1日から始めるつもりで準備をされています。ただ、小中高が2週間休校するよう政府が要請するという事態なので、確実ではないようですけれど。
開催中の私の写真展「仏宇宙」も同じこと。さてどうなることやら。
とはいえ、これも何らかの計らい。「ジタバタせずに流れに任せるという事ですね」と昼食をとりながら石田さんと話しておりました。(六田知弘)

 

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2020.02.21 写真集『仏宇宙』できました。
写真集『仏宇宙』できました。

先週の土曜(15日)に写真集に文章を寄せて頂いた作家の玄侑宗久さんをお招きしてトークショーをしました。参加を希望される方が多かったので会場をより広い部屋にかえたのですが、それでもほぼ満席、ありがたいことでした。玄侑さんの話をもっと聴きたかったのに、という方が大勢いらしたと思いますが、時間の制限もあり、どうかご容赦いただきたいです。(小耳にはさんだのですが、相田みつを美術館では、あらためて玄侑さんを招いての講演会もしたいと考えているようです。)

そして、そのトークショーに合わせて写真集『仏宇宙』ができました。私は出てから3日目に自宅に届いたその本を手にとり、まず、函をじっくり眺めてから、本を取り出して表紙を見て、それからはじめてゆっくりとページをくっていきました。

いい本を作ってもらえました。最後の最後まで私のわがままに対応してくれたデザイナー上田英司さん、編集の佐藤愛美さん、本当に感謝です。これで私がやってきた仕事の一つに一区切りをつけて、次に進めることと思います。

この本を世に出すためにはたくさんのご縁とご支援ををいただきました。あらためてここでお名前をあげることはできませんが、深く深く感謝いたしております。(六田知弘)

 

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2020.02.14 「仏宇宙」始まりました。〈トークショー当日参加について〉
「仏宇宙」始まりました。・トークショー当日参加について

仏像の写真展「仏宇宙」がオープンしました。
ほんとうに多くの方々に助けられて、長年撮りためてきた仏像の写真をこうしたかたちにまとめられたこと、心より感謝いたします。
会場に並んだ54点の写真を見ていると、それぞれの仏像を撮った時のことを色々と思いだします。そして、全体を俯瞰してみたとき、これらの写真はなんだか自分が撮ったというよりも、何かわからぬ手によって私に撮るように仕向けられたのだ、というような気がしてなりません。

明日2月15日(土)の18時45分から、相田みつを美術館で、作家で僧侶でもある玄侑宗久さんと私とのトークショーがあります。当初、写真展の会場でやる予定だったのですが、より広い隣の部屋ですることになりました。ですので、トークショーの前後でも展示はご覧いただけますし、まだ席に余裕がありますので、事前の申し込みがなくても、当日の参加が可能ですので皆さん、どうぞお誘い合わせのうえお越しください。(六田知弘)

 

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2020.02.07 ほとけのざ
ほとけのざ

いよいよ写真展「仏宇宙」開催まであと数日となりました。
やらなければならないことがなかなか尽きませんが、本当に多くの方々のお力をお借りして、なんとかここまでこぎつけられたこと、感謝です。

今、こうして写真展や写真集にまとめる作業をしていてあらためて感じたことのひとつは、全くと言っていいほど世間には知られていない、割れたり、壊れかけたりしていたり、崩壊寸前の遺跡の隅っこで見つけたような、いわゆる美術的には大した価値もない、そんな仏たちも国宝や重文のものに混じって結構その存在感を放っているな、ということです。こういう仏に出会うと素直に手をあわせている自分がいます。

今回の写真展は、前期(2月11日~3月15日)と後期(3月17日~4月19日)とに分かれています。前期は日本の仏、後期はアジアの仏教遺跡で撮ったものが中心で、途中で作品を総入れ替えしますので、みなさんどうぞご注意くださいますように。
ご来場お待ちしております。(六田知弘)

 

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2020.01.31 日立より
日立より

ここしばらくかかりっきりだった写真集と写真展『仏宇宙』の準備も概ね終わりました。実務的な事がまったく苦手な私は、結構しんどくなって心身ともに限界に近づいていたように思います。
今朝めざめたとき、仏像の撮影、特に興福寺の無著の撮影の時に遠くから目に見えない信じられないような助けを送ってくれた大学時代からの友人に会いに茨城県の日立市に行くことを思い立ちました。
これから彼に会うところなのですが、その前に同じ日立市にある御岩神社にお参りに来ました。なんという清らかな場所でしょう。カメラを持って光の中で輝く木々の小枝や石などを撮りながら山の奥に続く境内を歩いていると、ストレスが溜まってどうしようもなくなってしまっていた私の心身が清らかな水で洗い流されるようです。
ああ、人に、自然に、そして目に見えない大いなるものに感謝です。(六田知弘)

 

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2020.01.17 もうすぐ生まれます。
もうすぐ生まれます。

2月に出版される予定の写真集『仏宇宙』の色校正が上がって来ました。それを見てこれはいけるという感触。同時に表紙の見本も出ていました。それを束見本に巻いてみるとブワーっと実感が湧いて来て、それまでの製作のためのストレスでガチガチになっていた私の脳も、一挙に雪どけして柔らかくなった感じです。

今は、この写真集と同時進行している写真展「仏宇宙」の展示作品のプリントの真っ最中でもあります。目の前の超大型プリンターからゆっくりと吐き出されてくる仏たちの写真を見ていると、何だかあたらしい命がこの世に生まれ出てくるような感覚を覚えてきます。

写真集ができ、写真展が始まったらカメラを持ってどこかに撮りに行ける日を愉しみに、もう一息がんばります。(六田知弘)

 

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2020.01.10 今年最初のトピックス
今年最初のトピックス

一昨日、昨日とは、東京国際フォーラムにある相田みつを美術館で2月11日から始まる私の写真展「仏宇宙」の写真構成を決める作業をしていました。そして、相棒のデザイナー上田英司さんと最終的な確認をしたあとは、いろいろとしんどいことや煩わしいことを忘れて、気分が高揚して、おかげで深夜に家に帰ったあと、布団に入ってもしばらく寝付くことができませんでした。
この写真展と、それと同時に出版される写真集『仏宇宙』はこれまで私が三十年以上に渡って撮って来た仏像の写真のいわば集大成的なものですが、こうして、写真を俯瞰してみて、あらためて思うことは、これらの仏像は私が自分の意思によって撮ったというよりも、何かの縁のようなもので私が撮るように計られ、写ってきてくれたものたち。そんな気がしてならないのです。ただただ感謝です。

みなさん本年も、思いついた時で結構ですので、このコーナーを覗いていただければ嬉しいです。(六田知弘)

 

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