六田知弘

MUDA TOMOHIRO >> Topics 2021

トピックス

写真家・六田知弘の近況 2021

展覧会や出版物、イベントの告知や六田知弘の近況報告を随時掲載していきます(毎週金曜日更新)。

過去のアーカイブ

2022.01.21 連載100回「美の棲むところ」
連載100回「美の棲むところ」

月刊美術誌「美術の窓」での私の連載「美の棲むところ」が先日発売された2月号でちょうど100回となりました。
この連載は日本をはじめアジア、ヨーロッパの各地で出会った、有名なものからほとんど誰も知らないであろうものまで、私なりにそこに何らかの「美」なるものを感じた場を写真と文章で(4ページ)構成したものです。
ギリシア北部カストリア地方の小さな教会の外壁に描かれたビザンチンの壁画に始まった連載の、記念すべき100回目は「興福寺」の北円堂の無著、世親像です。
100回というと8年余続いている事になりますが、その間にいろいろな事がありましたが、多くの方々のご協力でここまで続けられた事に感謝いたします。(特にこの連載を企画してくださった生活の友社前社長の故一井健二さんと前編集部長の故小森佳代子さんには深く深く感謝いたします。)
そろそろこれまでのものをまとめて単行本にできたらと思っているのですが、このご時世ではそう簡単にはいかないのが現実です。
いずれにせよ、まだまだこの連載で取り上げて皆さんに見ていただき、その存在を知っていただきたい心揺さぶられるものがいくつもあると思うので、もうしばらくは続けていきたいものと思っています。(六田知弘)

 

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2022.01.14 カンボジアの写真
カンボジアの写真

今、カンボジアの遺跡で撮った写真集を作ろうとと、これまでに撮り溜めた数万枚の写真から4500枚に絞り、それをさらに840枚まで絞った写真を、見開きを作るべく2枚づつ組み合わせる作業をしています。まだまだ絞り込めていないため、パソコン上でほとんど当てずっぽで組み合わせているだけなのですが、これがまた面白い。夢中になってしまい、このトピックスを書かなければならないこともすっかり忘れていました。
これはどの遺跡で、何を象ったものなのかとか、仏教なのかヒンドゥー教なのかとか、何年に撮ったものなのかとか、そんな意味的な部分をできるだけ取っ払って、ただ直感的にに入ってくる画像を組み合わせていくと、今まで私自身が気づいていなかったものがフツフツと現れ出てくる。それが面白い。
もちろん実際に写真集にするときには、信頼できる第三者の目を入れて構成し直す必要がある事はわかっているのですが、今はしばらくここで戯れているのもいいのかな、とも思っています。(六田知弘)

 

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2022.01.07 シロフクロウ
シロフクロウ

正月三日、抜けるような青空で、日差しもポカポカ暖かいので、自宅の周りの丘陵地帯をカメラを持って巡りました。午前10時半頃から歩き出して、家に戻ってきたのが4時半だったので、ほぼ半日歩いていたことになります。歩数にすると約20000歩でした。でも、なだらかな丘陵の落ち葉を踏んで、写真を撮りながらのゆっくりとした山歩きなので疲れは感じず、気持ちよかった。
後半は丘陵伝いに歩いて多摩動物公園に入りました。子供が小さい頃は近くなので毎週のように行きましたが、本当に久しぶり。
中は以前と余り変わっていなかったので余計にかもしれませんが、動物たちを見ながら楽しそうに語らう若い親子連れを見ていると、あれから20数年も経ったというのが嘘のように感じられます。
そんな事を思いながら、ふと横の飼育小屋を見ると、シロフクロウが一羽、私の方を向いて、何も言わずに微笑んでいました。

コロナのオミクロン株の新規感染者が急増しています。みなさん、どうぞご自愛くださいますように。
そして、良き年となりますように!(六田知弘)

 

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